DIYでウッドデッキを造るにあたっての木材の選び方
ウッドデッキ材について考える・・・・
まず、同じ材料なのに値段が違うのはなぜか?
通常の工業製品だと、中間業者が少ないと値段が下がります。
しかし、生き物を販売する場合はそうとは限りません。
野菜にしても、無農薬であったり、形であったりいろいろと手間暇をかけていると
値段が上がります。
では木材では銅なんだろうか・・・
木材にはまず グリーン材 ・ 天然乾燥 ・ 人工乾燥があります。
グリーン ・・・ 切り出したままで乾燥がされていない
デッキや、建築材に使用すると割れや反りが激しく出る。
天然乾燥(エアードライ)・・・ 世に言う自然乾燥です。
割れ反りが軽減される。また、悪質業者でなければ激しく割れたり反ったりした物は
この時点で不良品としてはずす(検品する)
人工乾燥 ・・・ 木材用の乾燥機に木材を入れ強制的に乾燥させる
エアードライより割れ反りが軽減される(検品は大体される)
つまり、手間と検品することで価格が上がります。
乾燥代と1割〜2割り程度の不良材の廃棄の損失
仮に1000円のグリーン材がAD材にすることで、1500円になる可能性があるので
す。
また、ラフ材とプレーナー仕上げでも価格が違います。
プレーナー仕上げの場合 表面3mm程度削ります。
人件費と刃の損料と木材のサイズが小さくなります。
つまり 縦42mm幅138mmのラフ材を
プレーナー仕上げにすると、縦38mm*横130mmになり値段も高くなるのです。
ホームセンターで 安いなーと思う材料はほとんどグリーン材です。
(レッドシダー や ホワイトウッド ・ SPF ・ 杉 ・ 桧)
緑色の木材があると思うのですがあれは 防腐注入材 と呼ばれる物です。
緑色をしている物は 銅が入っています。
銅を注入すると銅の毒性が強い為 防腐高価がたかいです。
分かりやすく言うと、殺虫剤を注入してあるような感じで、シロアリやカビ等が
接触したり、食べたりしたら死んでしまうのです。
現在では、毒による保護ではない 無毒性保存処理と言う方法があります。
注入材も 注入加工する前に人工乾燥させるかさせないかで値段が違います。
さらに腐りにくくするには 防腐注入もしくは防腐加工をします。
さらに割れ防止処理をするとさらに耐用年数が延びます。
考えかたでは
人工乾燥 ← エアドライ ← グリーン材
プレーナー材 ← ラフ材
割れ抑制処理+防腐処理 ← 防腐処理 ← 素材
この順番で 割れ 反り が軽減され 耐用年数が延びます。
ハードウッドもグリーン材とAD材とKD材があります。
ほとんどの材料がAD(エアドライ)ですが、
妙に安いときは、グリーン材の可能性がありますので確認を
お薦めいたします。
自己満足の内容ですみませんでした。